お里が知れる・・・?

今日は近所でお祭りがあったみたいで
小さい女の子が浴衣を着てお母さんに手をひかれて
よちよち歩いてました。めっちゃ可愛らしいですね。
浴衣も小っちゃいんです。久しぶりにキュンとしました。
りんご飴を豪快にかじったのでしょう、
口の周りが真っ赤っかになってる少年はかつての自分を見ているようでした。

私は大阪の吹田市で育ったのですが、
この辺りは近所の神社のお祭りが秋に行われていました。
小学生に人気の屋台は「ひよこ釣り」と「東京コロッケ」です。
ひよこ釣りは割り箸の先の糸の先に針がついていて、
囲いの中にいるひよこを釣るのですが、
その後、鶏になると真冬の早朝にそこらじゅうで一斉に鶏が鳴きまり、
千里ニュータウンのマンション中に響き渡るというとてもカオスな状態になるのです(笑)。

東京コロッケはまさかの東京では売ってないコロッケでした。
サイコロくらいのコロッケの様な物を油で揚げているおばちゃんに
お金を渡すとパチンコ玉をひとつくれるのです。
それを台にいれてはじいて入ったところに書いてある数だけ
コロッケをもらった串に自分で刺すのですが、だいたいハズレの6個なのです。
ただ、おばちゃんは揚げ物をしてますので見てない隙に10個くらい、
刺せるだけ刺してダッシュで逃げるのです。
腹を空かせた子供たちにとっては6個と10個は大違いなので必死です(笑)。
このスリルがたまらなく楽しかったですね。

だいたい子供はお祭りがあると、ヒヨコとか金魚とか亀とか
余計な物を持って帰ってくるものですが、
今日はそんなややこしい物を持ってる子供は誰もいませんでした。
なんかとてもお行儀がいい感じ・・・(笑)。