花より団子

昔、親戚の家に遊びに行った際、
玄関に豪華な花を生けてくれていたのですが、
興味のない私はその花を話題にもしなかったので
「アンタが来るから生けたのに気ぃつかへんのん?」と言われ
ごめんごめんと言いながら笑ってごまかしました(笑)。
知らない事、興味の無い事って
認識できないし、認識しにくいですよね?。
実はこの事が今日私が言いたいことにつながるのですが・・・。

さて、コップに水が半分入っているとしましょう。
「もう半分しかない」という感じ方と
「まだ半分ある」という感じ方がありますね。

「もう半分しかありません」としか伝えず、
ましてや不安を煽る様な伝え方は
いわゆるオールドメディアがやってきたことの様に感じています。
ここで重要なのはウソではないという事です。
「コップに水が半分入っている」のは事実ですから。
しかしながら報道の公平性と言うのなら両方の見方を伝えなければいけないのではないか?
と私は思っています。

このいわゆるオールドメディアの伝え方は
意図的に導こうとしているのか?、
たまに誤報や根拠に乏しい様な報道も見受けられますが
この伝え方は世論を誘導しかねませんし、ヤバいと思い込まされる事もあるでしょう。
それらを一般的に洗脳とも言いますね。
第二次世界大戦でも使われたこの手口は今も世界中で現役です。
ただ昨今、想定外だったのは現代のSNS、YouTubeなどの影響力です。

さて一方、
「まだ半分ありますよ」という事に気づかせてくれるのが
SNSなのかも知れません。もちろんSNSには「もう半分しかない」という情報も
「まだ一杯あるぞ」という情報も「ほぼ空だぞ」という情報もあります。
真偽入り混じり様々な情報が飛び交っています。

私が言いたいのは、どちらが良いとか悪いとかの話ではありません。
今も昔も量的な違いはあれど真偽入り混じった情報が飛び交っているのです。
そしていつの時代もこれらの判断を我々個人が行う必要があります。
ここでいちばん重要なのは判断するには
勉強して知識や興味を得る必要があるという事です。
なぜなら無知、無関心は判断を誤る可能性が高いからです。

人は知らない事や興味の無い事は認識できないのです。
私が花に気が付かなかった様に・・・。
政治や経済、社会のせいにする前に
我々国民が勉強し判断できるだけの知識を身につける事。
そして主権は国民にあるという認識と国に対して誇りを持つことです。

やべぇ~
めっちゃ真面目に書いちゃった・・・(笑)。